『寄付をする前に知っておきたい募金の基礎知識』
「義援金」「支援金」「寄付金」とありますが、
そもそも、それぞれの違いをご存知でしょうか?
一番身近で効果的な支援は「募金」
物資やボランティアという方法もありますが、
誰もがすぐに取り組める一番効果的な
支援方法は「募金」です。
災害時、いくらあってもこまらないものは
やはりお金、モノは確保するスペースが必要、
大量だと保管場所に困ってしまいます。
一番無難なのはお金と言えそうです。
そこで、募金の基本知識をまとめてみました。
★募金の種類「義援金」とは?
義援金は「そのまま被災者へ渡る」お金です。
@メリット:
金額がそのまま被災者へ
@デメリット:
届くのに時間がかかる、救命・復旧活動
には使われない。
被災者に直接渡されるお金ですが、
平等に渡すために事故からしばらく
経ってから配布されるようです。
義援金は各自治体の被災者数や被害状況を
きちんと調査して分配されるため、
最終的に被災者の手元に届くまでに時間が
かかります。
東日本大震災のときには、1年以上かかった
こともあったようです。
行政の行う復興事業等には使われません。
配分額(誰にいくら)は、
自治体や日本赤十字社などが構成メンバーの
「義援金分配委員会」で決められるそうです。
★募金の種類「支援金」とは?
支援金は「組織や団体を支援する」お金です。
@メリット:
すぐに届く、救命・復旧活動に使われる
@デメリット:
実際どのように使われるかは支援者によります。
「支援金」は、集まった募金は、NPOやNGO
などの機関・団体が、被災地において活動
するための資金として利用されます。
医療、炊き出し、物資支援、子どものケアなど、
団体の活動資金を直接支援できます。
ここでのポイントは、
子供支援に使われるのか、老人介護に役立つ
のかなど、活動内容を明らかにしている団体
を選んだ方がよいと思います。
★寄付金はどういう意味?
「義援金」「支援金」とともによく聞く言葉ですが、
「寄付金」には
「義援金」になる場合と
「支援金」になる場合があります。
それを見分けるポイントは、
「企業による寄付金活動」なのか?
「自治体への寄付金」なのか?
が判断材料になります。
寄付金の用途が企業によりますが、
義援金として日本赤十字社にいくことが
非常に多いようです。
自治体の場合、
寄付金=支援金として考えてよいです。
すなわち、
各自治体へ義援金を送れば、
被災者にお金として分配され、
寄付金として送れば、災害復旧等対策の
財源となります。
気を付けたい『募金詐欺』
「助けたい」という善意を踏みにじる
「募金詐欺」は悲しいことに存在します。
情報に惑わされず、募金される際は、
きちんとした先に募金しましょう。
悪質なケース
なかには有名な団体・組織のWebサイトを
装った偽装サイトで募金を募るケースも
あるのでくれぐれも要注意です。
最後に、
繰り返しになりますが、募金をお考えの
際は、きちんとした情報収集に基づいて
募金先の情報、信頼できる団体か否かを?
見極めて行いましょう。
Sam
ブログランキング参加中です(^^♪
ぽっちっとひと押しお願いします。
関連おすすめ記事
『現金を使わず「募金」が出来る方法』
最近のコメント