『意外と知られていないアサーションのテクニック8選』
みなさん
「アサーション」ってご存知でしょうか?
「アサーション(assertion)」とは、
より良い人間関係を構築するための
コミュニケーションスキルの一つとされ、
相手の気持ちを傷つけないよう、
自分の思いや考えなどを確認し、
言葉にして伝えるという技術になります。
また、
アサーティブな方法とは、
自分の気持ちや考えを相手に伝えるが、
相手のことも配慮するやり方、
自分も相手も大切にしたやり方です。
良い人間関係、
円滑なコミュニケーションを
築くためには、
「主張的(アサーティブ)な表現」
はとても有効にはたらきます。
いつも人間関係がぎくしゃくしてしまったり、
心に病を抱えやすい人などは、
このアサーションの考え方を身につけること
で改善ができるかもしれません。
アサーティブが必要な場面とは、
日本人は、特に、はっきりと自分の意志を
伝えるのが外国人に比べると苦手です。
他人とのコミュニケーションにおいて、
時として「言いにくい」ことを伝える
必要性もあります。
対人恐怖、社会恐怖やいわゆる
バタードウーマンのように、
自己主張に困難を感じている人が対象です。
また、
「感情的」になってはいけません。
感情を伝えるときこそ淡々と
冷静な対応が必要となってきます。
では、
アサーティブになれない原因とは、
・自分の気持ちを把握できていない
・自分自身への自信のなさ、肯定感の低さ
・結果や周囲の反応を気にしすぎる
・誰にもアサーティブになってよいという
権利があることを知らない
(特に日本人のように、沈黙や従順を美徳と
考えていると、国際社会の中では、生き残れ
ない可能性がでてきます。)
といったことがあげられます。
最後に、
アサーションの実践について
① お願いの表現を用いる
「私は~してほしい」と、気持ちを伝えた
上で依頼することで、協議がスムースに。
② 「私は」を主語にして考える
主語を「私」にして相手に伝えることで、
相手もあなたの気持ちを考え行動すること
ができます。
③ 事実を述べる
相手の態度や言葉で、自分がどのように
感じたかを率直に伝えることが大切です。
④ 「断る権利」を忘れない
「断る」ことは自分勝手なことではありません。
自分の気持ちにもっと正直になること。
⑤ 話をさえぎらない。さえぎらせない。
言い合いから建設的な意見交換は望めません。
お互いに最後まで意見を言ってから話し合う。
⑥ 人は誰でも自分の気持ちや感情を表現してよい
あなた自身の気持ちを、もっと大切にしましょう。
⑦ 誤解や思い違いは、そもそも生じて
当たり前のもの考え方も多様化する時代の中で、
相手とまったく意見が一致することの方が珍しい
ことで、互いに歩み寄り、その差異を埋めて
いくプロセスこそが、コミュニケーションと
いえるのかもしれません。
⑧ 相手を認めた上で、自分の行動は自分が決める
相手の気持ちや個性を尊重しつつ、自分の
行動を自分で決定する。
それがアサーティブの基本であることを
忘れないように心掛けるべきです。
「アサーション」上手く活用したいものですね。
Sam
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