元金を2倍にする方法、複利運用と「72の法則」
【イントロダクション】
20世紀最大の天才科学者、Albert Einsteinは、
『数学における最も偉大な発見は複利である。』
という有名な言葉を残しています。
資産を運用する場合、
利回りにおいて、
単利と複利という概念があります。
【単利とは】
元金(がんきん)だけに対する利子。
【複利とは】
複利とは、元金(がんきん)によって
生じた利子を次期の元金に組み入れる方式であり、
元金だけでなく利子にも次期の利子がつく。
したがって、各期の利子が次第に雪だるま式に
増加してゆきます。
<具体例:①>
いま元金100万円を1%で
10年間運用する前提で考えると!
単利では、
100万円×1%=1万円 (1年目)
100万円×1%=1万円 (2年目)
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
100万円×1%=1万円 (10年目)
よって、10年後には、
100万円+10万円=110万円となります。
一方、
複利では、
100万円×1%=1万円 (1年目)
101万円×1%=1.01万円 (2年目)
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
109.3685万円×1%=1.0937万円(10年目)
よって、10年後には、
100万円+10.4622万円=110.4622万円となります。
<具体例:②>
いま元金100万円を5%で
10年間運用する前提で考えると!
単利では、
100万円×5%=5万円 (1年目)
100万円×5%=5万円 (2年目)
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
100万円×5%=5万円 (10年目)
よって、10年後には、
100万円+50万円=150万円となります。
一方、
複利では、
100万円×5%=5万円 (1年目)
105万円×5%=5.25万円 (2年目)
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
155.1328万円×5%=7.7566万円(10年目)
よって、10年後には、
100万円+62.8895万円=162.8895万円となります。
<具体例:③>
いま元金100万円を10%で
10年間運用する前提で考えると!
単利では、
100万円×10%=10万円 (1年目)
100万円×10%=10万円 (2年目)
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
100万円×10%=10万円 (10年目)
よって、10年後には、
100万円+100万円=200万円となります。
一方、
複利では、
100万円×10%=10万円 (1年目)
110万円×10%=11万円 (2年目)
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
235.7948万円×10%=23.5795万円(10年目)
よって、10年後には、
100万円+159.3742万円=259.3742万円となります。
今、具体例を3つの例を見てきましたが、
これからわかることは、
利率が低いとその差はあまりないですが、
利率が大きくなると複利の効果がより
効いてくることがわかって頂けると思います。
つぎに、「72の法則」の登場なのですが、
この72というナンバーの意味は、
元本が約2倍になるような利回りと期間とが
簡易に求められる法則になります。
Case | Magic number | 利回り(%) | Term(期間) |
1 | 72 | 1 | 72.0 |
2 | 72 | 2 | 36.0 |
3 | 72 | 3 | 24.0 |
4 | 72 | 4 | 18.0 |
5 | 72 | 5 | 14.4 |
6 | 72 | 6 | 12.0 |
7 | 72 | 7 | 10.3 |
8 | 72 | 8 | 9.0 |
9 | 72 | 9 | 8.0 |
10 | 72 | 10 | 7.2 |
(利回り)×(Term)=72となっています。
Csae1を例にとると元本を2倍にするのに
利回り1%の複利だと、72年かかるという意味です。
【検証】
下記の表は実際の検証結果になります。
Case | 利回り | Term(期間) | 倍 |
1 | 1.01 | 72.0 | 2.05 |
2 | 1.02 | 36.0 | 2.04 |
3 | 1.03 | 24.0 | 2.03 |
4 | 1.04 | 18.0 | 2.03 |
5 | 1.05 | 14.4 | 2.02 |
6 | 1.06 | 12.0 | 2.01 |
7 | 1.07 | 10.3 | 2.01 |
8 | 1.08 | 9.0 | 2.00 |
9 | 1.09 | 8.0 | 1.99 |
10 | 1.10 | 7.2 | 1.99 |
Case8を例にとると1.08^9= 2.00
1.08^9
=1.08*1.08*1.08*1.08*1.08*1.08*1.08*1.08*1.08
=2.00
となります。
これは、8%相当額で複利運用を行うと
9年で元金が約2倍になることを意味します。
いかがでしたでしょうか?
複利運用の効果の偉大さがお分かり頂けたでしょうか?
さて、ここからが本題になるのですが、
いまビットコインを使用した運用の場合、
10日で元本が113%になる方法があります。
すなわち、利回りが13%/10日という意味です。
72の法則から72÷13=5.5となり、6回転すれば
(60日間の運用)すれば元金が倍になることを意味します。
ずばりその方法とは
いかがでしたでしょうか?
もちろんリスクがあります。
投資するか否かの判断は
ご自身の判断で行ってください。
ちなみに、わたしは3回転目に入りました。
続報は、後のブログにて公開予定です。
最後までお読み頂きありがとうございました。
Sam
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