『セイコーマートに学ぶ顧客満足度』
セイコーマートというコンビニをご存知でしょうか?
セイコーマートは1971年に北海道で設立され、
その歴史はセブンイレブンより古く、
日本最古参のコンビニエンスストアです。
なんと、顧客満足度NO.1!
大手9チェーンが対象となった
コンビニエンスストア部門の顧客満足度
では、北海道を中心に展開する
「セイコーマート」が71.8点を獲得し、
2011年から4年連続で1位に輝いたそうです。
ちなみに、
2位はセブン-イレブン(69.7点)、
3位はローソン(67.0点)
と続きます。
創業者は、赤尾 昭彦会長です。
実は日本で初めて“コンビニチェーン”を
作り出した男と言われています。
札幌に1号店をオープンさせたのは、
45年前の1971年、あのセブンイレブンより
3年も早かったそうです。
当時、札幌の老舗酒卸で営業マンとして
酒屋を回っていましたが、「規模に勝る道外の
大手卸にかなうはずがない」と危機感を持ち、
たまたま、目にしたアメリカの「コンビニ」
記事をもとに、独学で事業を始めたそうです。
そこで赤尾会長は、
アメリカに飛び、コンビニの仕入れや、仕組み、
お店を見てまわりました。
アメリカのコンビニは当時から仕入れを一括し
経営を組織化して、小さな店でも利益を
上げているようでした。
当時の赤尾会長は、お酒の卸で『北の誉れ』
を売っていたそうなのですが、
『お酒の業界は食品のなかでは、
小さなマーケットで、食品のうちのマーケット
シェアーはわずかの4-5%で、将来、
お酒の販売規制がとれて、どこでも売れるよう
になっては、お酒の卸だけでは、つづけられ
なくなるのではないか?」
という危機感をもっていたそうです。
ここで、
ひとつ目のキーワード
★あなたは、危機感をもって学び続けていますか?
今の状況に満足せず、良いお店を見て学び、
それを取り入れていくという姿勢、
「今のものに満足していては、先がない!」
という危機感をいつももっていることが非常に
大事だということ。
ふたつ目のキーワード
★あなたは、本で学ぶのではなく、
自分の体験から学んでいますか?
赤尾さんの起業されたころは、フランチャイズ
という言葉もなく手探りの状態で始められたそう
ですが、その後、政府も小規模小売店の近代化
を図りましょう!となったようです。
みっつ目のキーワード
★あなたは、良いものをとりいれていますか?
<赤尾会長のコメント>
『地域は老齢化で、若い人がいません。
地域の人が欲しいものを提供するわけです。』
『品揃えは、そこで必要なものは、
置かなければならないし、不要なものは
外さなければならない。
老齢化する田舎では、そこで必要な物を
どう提供するのか?ということです。』
顧客に対して如何に、必要なものを
取り入れて、提供してゆくかがポイントである。
これらのことから、顧客満足度NO.1!が
実現されているのですね。
あなたのビジネスに、当てはめて見てはいかがでしょうか。
Sam
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