『夏休みに考える子育ての最大のヒント』
関東の一部では、
この週末が夏休み最後の土日となります。
今日は子供が、
一日に一番多く口にする言葉より学ぶ、
「子育ての最大のヒント」です。
突然ですが、
多くの幼い子どもが、
一日に一番多く言う言葉が何んだか
ご存知でしょうか?
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答えは、
「見て」という言葉です。
子供たちが、
欲しい関心のランキングは、
以下の通りです。
1位:ポジティブな関心
2位:ネガティブな関心
3位:無関心
(=彼らにとっては、構ってもらえないこと)
つまり、
構われないくらいなら、
叱られてもいいから
構ってもらおうとします。
子供にとって一番怖いのは、
親など大好きな人の「無関心」です。
そのため、
子供は「見て」という言葉で
大好きな人の注意を引こうとします。
★子供の「見て」に応えてあげる
=関心を持ってあげること。
自分が得意になって見せたいものを
いちばん大好きな人に見てもらう。
この行為は、すごくうれしい報酬です。
子どもの『見て、見て』は
大好きな人にしか言わない言葉、
つまり好かれている証拠です。
幼児期の子どもの「ぼく(私)を見て」という
欲求に対してしっかり相手をすることは、
その子の学習意欲や社会性の向上に繋がります。
まだ、言葉で会話できない子どもでも、
それをうまく表現できない子どもでも、
とにかく、
子どもたちは、自分のことを見て構って、
できれば笑いかけたり褒めたりしてほしい
と願っています。
子供を愛するということは、
子供とよく会話するということ。
子供の日常に関心を払うということです。
いつも親が見ていてくれるという安心感は、
子どもが落ち着いて物事を学ぼうとする
姿勢の基盤作りに他ならないです。
親の何気ない態度が、子どもに与える影響は
軽視できない位とても重要なことです。
★親が子供に無関心でいると…
マザー・テレサの名言にこうあります。
「愛の反対は憎しみではない 無関心だ。」
子供にとって何よりも辛いのは、
親など親近者が自分に「無関心」である
ということです。
赤ちゃんに無関心であると、
育児放棄・放置(ネグレクト)という
最悪な結果を生んでしまいます。
ネグレクトの状態が続いてしまうと赤ちゃん
は自分の心(気持ち)を放棄してしまい、
表情はなくなり、そしてやがては泣かなく
なってしまいます。
ネグレクト(neglect)とは、
英語的には、「無視する」ですが、
これは非攻撃的ではありますが、
虐待のひとつとされています。
喜怒哀楽の少ない「もの静かな赤ちゃん」は、
一見手のかからない「お利口な赤ちゃん」
に見えますが、
親からの愛情を非常に感じにくい状態となり、
自分の気持ちを心の奥底にしまいながら
成長してしまいますので、
大きくなるにつれ、
やがては、心の問題が表面化してきます。
無関心は、
その対象の存在すらを認めていないのです
から、対象に対する思いはないのです。
「無関心には、愛はありません。」
★最も最悪なこととは、
子供が悪い事をした時だけ関心を払うケース
だと言われています。
よくあるケースは、
忙しくて、子どもたちが良い子にしている間
は放っておいてしまい、何か問題があるとき
だけ子どもに注意を払っている状態が続いて
いるケースです。
このことを繰り返しているうちに、
子どもたちは、「関心をもってもらうためには
「何か悪いこと」をしたり言ったりしなくては
いけない」と考えるようになり、そういう行動
パターンを繰り返すようになります。
まさに、負の連鎖となり悪循環です。
子供の悪い面を直そうとして注意するのは
逆効果となります。
むしろ、悪い面には無関心で
いるくらいが重要です。
悪い面を見ても気に留めないようにするのです。
★では大切なこととは、
忙しくても、
「見て」に応えてあげることが大事です。
何時間も付き合う必要はありません。
ほんの少しの時間でいいのです。
可能なときには、応じてあげることです。
子供は親に反応してほしくて
やっていることなので、
「何?何?」
「わぁすごい」
とむしろOverreactionしてあげるくらいが
理想的な親のReactionです。
忙しいとき、できないときには「あとでね」
でもよいので、とにかく親のReactionが
大切です。
子どもが「見て見て!」と盛んに言ってくる
時期は、子育ての中でもそう長くはありません。
忙しい手を少し止め、
できるだけ、子どもと向きあってあげる
努力や工夫をすることが、
親として、
もっとも大切なこととわたしは考えます。
Sam
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Samさん、こんばんは^^
ヒロヤスです。
「愛の反対は憎しみではない 無関心だ。」
確かにそうなのかもしれませんね。
今でもうちも娘は少しでも一緒にいる時間で
関心をとろうとします。
この記事を読んで
そんな時間を大切にしたいなと思いました。
ありがとうございます。
応援して帰ります。