『最新脳科学が教える暗記術 脳科学』
みなさん暗記は得意な方ですか。
わたしは、
小さい頃から暗記ものが特に苦手でした。
そのこともあって、理系の分野にすすみました。
小さい頃の認識としては、歴史などの年号と
出来事を覚えるのが、特に苦手でした。
その点、数学や理科の分野に関しては、
公式や定理さえ覚えてしまえば、応用が
きくことで、覚えることも少ないでの
その方が楽だと思っていました。
しかし、
学生時代は勿論、社会人になっても
いろいろな場面で必要になるものです。
また、
「暗記」が苦手という人も多いので
はないでしょうか?
社会人の資格試験などもそうなのですが、
とくに中高生の受験で大きなウェイトを
占めているのも「暗記」です。
頑張って頭に詰め込んでいるにも関わらず、
するすると頭から消えていってしまう経験は、
誰しもが少なからずもみなさん経験している
のではないでしょうか。
そもそも記憶のメカニズムとは。
一般的には大きく
『短期記憶』と『長期記憶』
に分かれます。
短期記憶とは、数時間から数日単位で
消えていく一時的な記憶です。
海馬が必要と判断した情報だけが、
脳の中の大脳皮質と呼ばれる場所に
送られ長期間保存されます。
前頭葉や側頭葉という倉庫にある
『引き出し』にしまわれ、
長く記憶されていくという
メカニズムになっています。
長期的に記憶するには、
記憶の重要さを判断する海馬に
「これは重要な情報だ。長期的に記憶しろ」
と判断させればいいことになります。
ずばり
「繰り返し、情報が入ってくるかどうか」
という基準です。
一度きりの情報であれば「重要でない」
と判断して忘れてしまいます。
反復して覚えるという意味は、
このことで重要になってきます。
では、
脳科学で記憶力を上げる方法について
「長期の記憶」として残すには、
1.理解して覚えた記憶
2.繰り返し何度も覚えた記憶
3.記憶をつかさどる”海馬”が刺激された記憶
になります。
脳の中の記憶を司る部位は
『海馬』と呼ばれます。
「海馬」が活性化すればそれだけ記憶力が
上がるといっても過言ではありません。
・五感を駆使する
脳には、
・視覚
・聴覚
・味覚
・嗅覚
・触覚
という五感から働きかけることで、
記憶が定着しやすくなるという
特性があります。
声に出して読むことは、
この原理を使っています。
読んで視覚だけを用いるのではなく、
読むことで、視覚、聴覚を使います。
・覚えたら寝る
記憶の定着は、実は、寝ている時に
行われるといわれています。
寝る前に、
覚えておきたいことやなりたい
自分を思い浮かべながら寝ると、
そのイメージが定着します。
逆に、
しっかりと睡眠をとっていないと常に
脳がうまく働かずに集中力は低下して、
そして記録力は低下してしまいます。
・名前と顔を簡単に覚えられる「名札法」
人と話している時にその人の顔を見ながら、
名前の書いたネームプレートを貼りつける
印象で話をするのです。
特に、
その人の顔の特徴的な部分に
貼り付けて話すと効果的で、
さらに名札を貼ったイメージと
音声を同時に確認すると
記憶されやすいです。
・耳栓して音読
耳栓をした状態で、書類などの文章を指で
なぞりながら、ささやき声で読むと、
骨伝導で声が頭の中で大きく響くことから、
集中力がアップすると言われています。
耳栓をしながらささやくことにより、
普段とは違った自分の声が刺激となり
脳に伝わります。
最後に、
・握るだけ暗記法
「暗記の前に右手を握る・そしてそれを
思い出すときに左手を握る」方法です。
簡単にいえば、
右手を握り締め暗記を促し、
左手を握り締めることで暗記した
情報の抽出を促します。
右手、左手の順番で拳を握り締めるだけです。
どれも、簡単にできる方法なので、
取り入れてみてはいかがでしょうか?
最後に、わたしの脳科学おすすめ本
脳科学マーケティング100の心理技術
Sam
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