ストレスがたまったときって、

あなたはどう解消されていますか？

 

「情けは人の為ならず」といいますが、

人助けが自分自身のストレスの解消に

なる、今回はそんなお話しです。

 

 

「人助け」がストレス解消に効果的だ

という研究を米エール大学医学部の

エミリー・アンセル教授らが発表しました。

 

 

具体的に、

 

 

この研究は18歳から44歳までの成人77名

を対象に行われ、日常の感情や経験を

スマートフォンで個人、仕事/学校、自宅、

経済、健康/事故や、日常のストレス度など、

その日の全ての出来事を14日間報告して

もらい検証したそうです。

 

 

その結果、

何らかの人助けをした人は、

幸福感が高まったとのこと。

 

実際に、

人助けを多くする人は、

「ネガティブな感情」が抑えられ、

感情や精神の健康が保たれているようです。

 

 

そもそもよく耳にする「ストレス」とは？

 

「ストレス」とは、

もともと物理学の分野で使われていたもので、

物体の外側からかけられた圧力によって歪み

が生じた状態のことを意味します。

 

イヤなことも、楽しいことも、つらいことも、

イヤだとか楽しいとかは関係なく、

「心と体に受けるありとあらゆる刺激＝ストレス」

という関係が成り立ちます。

 

 

特に、

不快な刺激の事を「ストレス」と呼ぶ

傾向にありますが、

正確には不快な刺激によって生じる反応が

「ストレス」の正体になります。

 

 

良いストレスの場合は、

適度な緊張感はやる気を出させたり、

より高い場所や地位を求めて努力する

心を生み出す効用があります。

 

 

しかしながら、ストレスを溜めすぎると

倦怠感、不眠、首や肩の凝り、頭重感や頭痛、

耳鳴りやめまい、顎の違和感や痛み、胃痛、

肌トラブルなど、様々な症状などの

デメリットも孕んでいるので要注意です。

 

そんなストレスをコントロールして

いつもハッピーでいられる理由とは、

人助けを頻繁に行った人たちは、

感情が平穏に保たれ、

ほとんどストレスを感じて

いなかったようです。

 

また、人に親切な人達が、

穏やかでハッピーに見えるのは、

援助行為をすることで、

ストレスが減り幸福感が増すそうです。

 

「幸福感」とは？

また、それを高めるには。

 

ひとは意識的に表現することを心がければ、

自分の幸福感を高められます。

 

さらに、一度幸せを感じられると、

それはいい気分として残ります。

 

気分がいいと、

幸せになる行動もしやすくなります。

 

では、

「人助け」って具体的にどうしたらいいのか？

 

人助けの相手は友達や知り合いでも、

まったく見ず知らずの人でもよく、

ささいなことでいいのです。

 

たとえば、

後ろから来る人のためにドアを押さえて

待ってあげるとか、エレベーターの行き先

ボタンを押してあげるなどです。

 

今日はストレスがたまっているなと思ったら、

ちょっと隣人を助けてあげるだけで、

ストレスがなくなります。

 

現代人はなかなか「ストレス」とは、

切っても切り離せないといわれていますが、

個々個人の「ささいな行動」でストレスが

解消できれば、こんな良い効用ないでしょうね。

 

Sam

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