『日本一社員を幸せにする経営者の思考』
「社員が、日本一幸せ」と話題の会社について
みなさんに情報シェアー出来ればと思います。
その会社とは、
岐阜県の方はご存知かもしれませんが、
同県にある電気設備資材、
給排水設備およびガス設備資材の製造販売
を行っている名古屋証券取引所市場第二部の
未来工業(証券コード:7931)という会社です。
創業者・山田昭男さんは
相談役を務めていらっしゃいましたが、
2014年7月30日に亡くなられています。
現在の社長は息子さんの山田 雅裕さんです。
ではなぜ未来工業が
日本一社員が幸せと言われる理由について
考察してゆきます。
まずは、
創業者の型破りな経営にあります。
・営業のノルマ禁止。
・残業は一切禁止。
・上司が部下に思想ややり方を
押し付けることはNG。
・従業員はすべて正社員。
・改善提案制度 -提案を出せば500円、
いい提案なら最高3万円。
・5年に一度の会社全負担の海外への社員旅行。
・年間休暇140日(有給休暇除く)。
・社員旅行でクイズ50問に正解したら半年間
の有給休暇を与えられる。
・育児休暇 3年。
・上司への
「ホウレンソウ(報告、連絡、相談)」禁止。
列挙してみるとこんな感じです。
日本一休みが多い会社とも言われています。
設立(1965年8月)、約50年の会社で創業以来赤字なし、
最高22%、平均13%の経常利益率というのが、
また凄い話しです。
創業者の名言は数々あるようですが、
社長の哲学は、
『「どうしたら売れるか?」お客が満足する
ものを売ればいいのです。』
日本の会社の97%が経常利益を4千万円も
上げられない時代。
「儲かってもいない会社」が他社と同じこと
をしててどうするのか?ということ。
差別化すれば、中小企業だって大企業に
勝てるんだ。
戦後、日本の教育は、
子供たちを「バカにする教育」を
やってきたとしか思えない。
「考えるな」
「皆と同じことをやりなさい」
という教育。
だから、制服や給食も反対。
全部同じで横並びでは、
何とか工夫しようという発想が起きない!
社長の仕事というのはね、
社員を幸せにして、
「この会社のためにがんばろう」と
思ってもらえるような
『餅(インセンティブ)』を与えること。
社員がヤル気を出して会社が儲(もう)かれば、
分け前をまた『餅』にする。
それだけだよ!
「徹底して同業他社と反対のことをやる」
他社との差別化や、やる気とアイデアを
引き出す「社内提案制度」の充実。
特に子供のいる私にとって、共感したのは、
教育についての部分は、現在の日本の
教育制度の問題を浮き彫りにしているよう
に感じます。
今日は、
日本一社員を幸せにする経営者の思考に
ついてお届けしました。
何か気づきがあれば幸いです。
Sam
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